re:Inventで発表されたサービスのうち、業務で使いそうなものをピックアップしました。
新サービス
AWS Transfer for SFTP
SFTPを使用してAmazon S3の内外にファイルを直接転送できるマネージドサービスです。
FTPでS3にアクセスする要件に対応できるようになります。
“AWS Transfer for SFTP”発表!S3がSFTPで連携可能に!! #reinvent | DevelopersIO
AWS Transit Gateway
これまではオンプレミスとVPCを繋ぐには、VPN接続が必要で構成が複雑でした。AWS Transit Gatewayを使うと、オンプレミスとVPCを簡単に接続できます。
社内の環境もいずれこのサービスで置き換えます。
[新機能]激アツ!AWS Transit Gatewayが発表されました!VPC間、オンプレミスとVPC間をもっと簡単に接続!! #reinvent | DevelopersIO
AWS DataSync
オンプレミスとS3 や Amazon EFS間でデータを転送できるサービスです。
Storage Gatewayとの使い分けを要調査。
新サービス] AWS DataSyncが発表されました! #reinvent | DevelopersIO
Amazon Quantum Ledger Database
追記のみで変更・削除不可のデータベースです。
変更を不可にする(イミュータブルにする)世の中の流れに則ったものです。これにより、状態が変更されなくなるので、トラッキングする必要性がなくなります。
[新サービス] フルマネージドの台帳データベースである、Amazon Quantum Ledger Database (QLDB) が発表されました! #reinvent | DevelopersIO
Amazon Personalize
Amazonのおすすめ商品で使われているリコメンデーションエンジンをサービスとして利用できます。
[レポート]AIM365: Amazon Personalizeの紹介:リアルタイムなパーソナライゼーションとレコメンデーションを提供 #reinvent | DevelopersIO
AWS Outposts
AWS Outpostsは、AWSが設計した、AWSのクラウドインフラで使われているものと同じハードウェアとソフトウェアをラックマウントのシステムとしてまとめたものをオンプレミスに持ち込むことで、オンプレミスでもAWSと一貫性のあるクラウドインフラが利用可能になるというもの。
[速報]オンプレミス用AWS「AWS Outposts」発表! AWSが設計したサーバラックをオンプレミスへ持ち込み。AWS re:Invent 2018 - Publickey
AWS Resource Access Manager
AWSアカウントを跨いでリソースを共有できるサービスです。
[新サービス]でた!AWS Resource Access Manager(RAM)でクロスアカウントのリソース共有が可能に #reinvent | DevelopersIO
アップデート
EC2
EC2が休止可能に
休止中はメモリの状態が保持されます。
Amazon EC2 でワークロードの一時停止と再開が可能に
新機能 – EC2インスタンスの休止 | Amazon Web Services ブログ
Predictive Scaling
機械学習によりEC2利用状況を推測して、自動的にスケーリングする機能です。
新機能 – Machine Learning を中核とする EC2 の予測スケーリング | Amazon Web Services ブログ
Redshift
Amazon Redshift concurrency scaling
Redshiftは複雑なクエリに対してすばやくレスポンスを返すのに適しており、大量のクエリを同時に捌くのは苦手です。このアップデートはその欠点を解消するものです。
concurrency scalingは、クエリがキューに待機することをきっかけにして、この機能を使ってクラスタを追加起動させ、一時的に大量のリクエストをさばき、負荷が減ったタイミングで自動的にクラスタを削除するという動きをするようです。
[速報]待望の新機能”Amazon Redshift concurrency scaling”が発表されました! #reinvent | DevelopersIO
S3
S3 Batch Operations
複数オブジェクトに一括で操作を適用する機能です。
100個のオブジェクトに手動でタグを付けた経験のある自分としては、うれしいアップデートです。
S3が数十億におよぶ大量オブジェクトへのバッチ処理機能を発表!(プレビュー) #reinvent | DevelopersIO
S3 Intelligent-Tiering
アクセス頻度の低いオブジェクトを自動的にアーカイブし、コストを最適化します。
【アップデート】S3に新しいストレージクラス”Intelligent-Tiering”が登場しました #reinvent | DevelopersIO
AWS Lambda
Rubyをサポート
[速報]AWS LambdaがRubyに対応。さらにカスタムランタイムであらゆるプログラミング言語にも対応へ。AWS re:Invent 2018 - Publickey
LambaがVS Codeで開発可能に
[速報] Lambda開発向けのVS Code拡張機能が公式提供されました! #reinvent | DevelopersIO
カスタムランタイム
独自のRuntimeを搭載することが可能になりました。これによりLinuxのあらゆる言語をサポートします。
AWSがサポートするランタイム
- C++
- Rust
パートナー企業がサポートするランタイム
- Elixir
- Erlang
- PHP
- N|Solid
- COBOL
Lambda Layer
複数のLambda関数から参照されるコンポ―ネントを共有できるようになりました。
【速報】【アップデート】Lambdaが複数のファンクションで共有するコードを持てるようになりました(Lambda Layer) #reinvent | DevelopersIO
CloudWatch Logs Insights
AWSサービスやカスタムアプリケーションのログ可視化、分析ができるサービスです。
新機能 – Amazon CloudWatch Logs Insights – 高速でインタラクティブなログ分析 | Amazon Web Services ブログ
Elastic Load Balancing
ALBのバックエンドにLambdaを選択可能に
[速報]ALB HTTP(S)のバックエンドにLambdaを選択できるようになりました!#reinvent | DevelopersIO
API Gateway
WebSocket対応
[発表]Amazon API GatewayでWebsocketが利用可能 | Amazon Web Services ブログ
Aurora
Preview of Amazon Aurora PostgreSQL Serverless
Amazon Aurora サーバーレスは、アプリケーションのニーズに合わせて自動的に起動、シャットダウン、スケールアップまたはスケールダウンされるオンデマンドの自動スケーリング構成です。
Amazon Aurora PostgreSQL サーバーレスのプレビュー開始がアナウンスされました #reinvent | DevelopersIO
DymamoDB
Amazon DynamoDB On-Demand
自動スケーリングしてくれるので、事前のキャパシティプランニングが不要になります。
Amazon DynamoDB On-Demandをためしてみた! #reinvent | DevelopersIO
DynamoDBトランザクションサポート
[速報]待望のDynamoDBのトランザクションがリリースされました! #reinvent | DevelopersIO