2011-07-29 1.2.1 計算の法則(その1) オイラーの贈物 指数法則 指数演算には以下の指数法則が成り立つ。 特に以下を約束する。 パスカルの三角形 上記の法則を用いて、aとbの和の二乗を計算すると、 同様にして、三乗を求めると、 これを繰り返して、 これら一連の計算を二項展開といい、各項の係数を二項係数と呼ぶ。 係数の部分だけを取り出して並べると以下のようになる。これをパスカルの三角形と呼ぶ。 パスカルの三角形は以下の特徴を持つ。 展開の各項において、aの指数とbの指数の和は、nに等しい。 図は左右対称である。 線で結ばれた上段の二数の和が下段の数になる。 両端からひとつ内側の数が、それぞれの段のnに一致する。